ZAGAKU study for ARUKU
達人たちの核心に触れ、気付き、自らを基礎づけるための連続講座シリーズ
各分野の第一線で活躍されているアーティストや研究者の方をお招きし、プロフェッショナルとして磨かれてきた感性や美学、思考の方法の共有を、安藤との対話形式でお話を伺います。
心の妙薬は耳から服します。今私たちに必要な言葉を紡いでいけたらという願いからスタートしたこのZAGAKU。生きること=創造することを体現されている魅力あふれるゲストの方々が身に纏っている慈愛ある眼差し。その眼差しの奥に光る鋭く見つめているものの存在を語っていただくとともに、身体感覚や空間の捉え方、発想の源を紐解くことで、参加者とともに気付きに繋がる豊かな学びの場をつくります。
新しい次元の感触をぜひ一緒に耳から味わってください。
プロジェクトリーダー:安藤洋子
ZAGAKU study for ARUKU
2018年より象の鼻テラスにてスタートしたZOU-NO-HANA BALLET PROJECT。横浜出身の世界的ダンサー安藤洋子をプロジェクトリーダーに迎え、ダンサーの育成と横浜生まれ横浜育ちのカンパニーの設立を目指しスタートしました。
今日では、バレエ、コンテンポラリーダンスにとどまらず、身体を使ったより自由な表現を探求するダンスアートプロジェクトとして継続的に活動しています。
これまでに、講義シリーズ「ZAGAKU(座学)」や、「ARUKU(歩く)」ことを身体表現の起点と捉え、空間や時間、動き、関係性を見出していくパフォーマンスを、さまざまな世代のメンバーと共に実施してきました。
そのパフォーマンスに至る手前にある、物事を探求する姿勢を学び考える講座シリーズとして、今年度は「ZAGAKU study for ARUKU」を開講します。
ダンスに関わる人をはじめ、多くの市民の方々と共に、よりよく生きることを考える場を目指します。
ZAGAKU study for ARUKUのフライヤーはこちら。
ZAGAKU study for ARUKU (PDF:759 KB)
プログラム 全7回
アートディレクター・岡田勉の眠れない夜に考える
アーティストとして生きること
日程:2023年7月27日(木)19:00-21:00
参加費:無料
講師:岡田 勉(象の鼻テラス アートディレクター)
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第2回 特別版ワークショップ
遊びの中から身体の極意を伝える早川樂風
自分を自由に表現し、楽しく生きる為の行儀作法
参加費: 1日3,000円
※安藤洋子ワークショップの3回チケットもご使用いただけます。
ゲスト講師 : 早川 樂風 (ボディ&マインド・ライフコーチ)
©️NATURA MACHINA
芸術と科学、 人の心をしなやかにつなぐ未来
ゲスト講師:筧 康明(東京大学大学院 教授)
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第4回
©Atelier Tsuyoshi Tane Architects
過去と未来、 記憶をカタチにする建築家・田根剛の時空と身体感覚
日程:2023年10月22日(日) 19:00-21:00
参加費:2,000円
ゲスト講師:田根 剛(建築家/ATTA – Atelier Tsuyoshi Tane Architects)
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ゲスト講師:玉城 絵美 (琉球大学教授/東京大学教授/H2L, Inc. CEO)
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©︎ISSEY MIYAKE INC.
プロフィール
photo : Hajime Kato
安藤洋子(アーティスト、振付家)
神奈川県横浜市生まれ。
1991年より木佐貫邦子ダンスアンサンブル「néo」のメンバーとして木佐貫の作品に参加。
1997年より本格的に自作自演のソロダンス活動を開始し、独自の身体性について追究を始める。
同時に、コンテンポラリーダンサーの山崎広太、舞踏家の笠井叡のダンス作品などにダンサーとして出演。
他分野においては、
1998年、日本を代表する戯曲家/演出家/俳優の野田秀樹が主催するNODA MAP公演「ローリング・ストーン」。1999年、小澤征爾 指揮、ロベール・ルパージュ(Robert Lepage)演出によるサイトウキネンオーケストラのオペラ「ファウストの劫罰(La Damnation de Faust)」。1999年、坂本龍一オペラ「LIFE」に出演。
2001年、ドイツ、フランクフルトにて上演された、トニー・リッチィー(Tony Rizzi)のシアターダンス作品「Judy was angry」に出演。この時のダンスが、振付家ウィリアム・フォーサイス(William Forsythe)の目に止まり、2001年よりフランクフルトバレエ団(Ballett Frankfurt)にアジア人としては初めての入団を果たす。
2004年フランクフルトバレエ団解散後も引き続きザ・フォーサイス・カンパニー(The Forsythe Company)に在籍し、2015年のカンパニー解散までの15年間フォーサイスと共に新作クリエーションを行い、フォーサイスの40作品に出演をする。
2001年以降のカンパニー以外の活動では、
作/演出/出演のダンス作品「Moire」、「Tansu」 、「Largo」、「表裏一体 One and Indivisible」を日本で発表。
ゲストアーティストとしては、2007年に金森 穣(Jyo Kanamori)率いるダンスカンパニーNoismに振付作品を提供。
井出 茂太(Shigehiro Ide)作/演出「排気口」(2008)、小野寺 修二(Shyuji Onodera)作/演出「空白に落ちた男」(2010)などに出演。現代美術家の 杉本博司(Hiroshi Sugimoto)の展覧会「アートの起源/Origins Of Art」(2010)、平川典俊(Noritoshi Hirakawa)のインスタレーション作品「Beyond the sunbeam through trees」(2011) にダンサーとして参加するなど、幅広く活躍。
また教育面においては、2001~06年までYoko Ando Project を立ち上げ、セミナーやワークショップ、ダンスショーイングを企画。延べ3500人以上の受講者が参加。
近年では、慶應義塾大学大学院(Keio University)や日本女子体育大学など大学や大学院においても講義を持つ
ウィリアム・フォーサイス作品においては、
ローザス(Rosas)のアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル(Anne Teresa De Keersmaker)が主催するダンス学校「PARTS」にて学生達に、オリジナルメンバーとして創作に携わった作品「Clouds after Cranach」、スターダンサーズバレエ団へはフォーサイスの代表作「N.N.N.N」を振付指導。
テクノロジーとダンスの分野では、2011年 山口情報芸術センター(Yamaguchi Center for Arts and Media)に招かれ、新作インスタレーション「Reacting Space for Dividual Behavior」を発表。
この出会いから、YCAM InterLab との共同研究開発がスタートする。
第一線で活躍する日米のソフトウェア開発者とYCAM InterLab と共に、メディアテクノロジーを使ったダンスの創作と教育のためのツールを共同研究開発し、シンポジウムや公演、レクチャーなど積極的に取り組んでいる。
現在、NYと日本を拠点に、自己の身体表現を模索するとともに、経験を生かした芸術教育にも力を注ぐ活動を続けている。ZOU-NO-HANA BALLET PROJECTリーダー。神奈川共生共創事業「チャレンジ・オブ・ザ・シルバー」プロジェクトリーダー。
YCAMInterLab + 安藤洋子共同研究開発プロジェクトRAM 主宰。洗足学園音楽大学講師。
申し込み方法
1 希望の参加日時
2 名前(ふりがな)
3 年齢
4 電話番号
5 メールアドレス
上記をご記入の上、yokohama-ballet(a)zounohana.comまでお申し込みください。
※(a)を@に変更して送信してください。
※件名に「ZAGAKU 申込」とご記入ください。