ハローサンリク-東日本大震災から 10年「ひかりの実」特別プログラム-
【連携事業】横浜市芸術文化教育プラットフォーム 「アーティストが学校へ」
「ハローサンリク-東日本大震災から10年「ひかりの実」特別プログラム-」
象の鼻テラスで毎年展開している、光のアーティスト髙橋匡太さんによる「ひかりの実」を作るプログラムを実施しました。
果実袋に「笑顔」を描き、中にLEDを入れて灯し、暗くなると明るく輝き出す「ひかりの実」。
小学2年生の子どもたちでつくり、校舎の樹木につるしました。
象の鼻テラスが10月に実施したアートイベント時にも象の鼻パークの樹木に展示されました。
東日本大震災を機に生まれた当プロジェクトは10周年を迎えるため、陸前高田の小学校へひかりの実を届ける、震災の記憶を語る講話をオンラインで行うなど、東北の交流も図り防災意識の高まりが生まれました。
学校プログラムについて
平成16年度にスタートした、子どものための芸術文化・教育事業「アーティストが学校へ」の事業の一環として象の鼻テラスがコーディネーターを担っています。
横浜などで活動を続けるアートNPOや芸術団体と、地域の文化施設を中心に、学校、アーティスト、企業、地域住民、行政などが連携・協働する場が、芸術文化教育プラットフォームです。学校教育とアートをつなぐ「学校プログラム」を通じて、新しいアートの可能性をさぐっています。
横浜市芸術文化教育プラットフォーム事務局
・認定NPO法人STスポット横浜
・公益財団法人横浜市芸術文化振興財団
・横浜市教育委員会
・横浜市にぎわいスポーツ文化局
アーティストプロフィール
髙橋匡太(アーティスト)
平成7年京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。
大学在学中より光を扱うインスタレーション作品を手掛け始め、直径8m高さ6mの巨大な布製のオブジェに、渦巻きの映像を投影した彫刻作品「光の井戸スイコマレルキモチ」でキリンコンテンポラリーアワード最優秀作品賞を受賞する。平成13年に、光を空間全体にドット状に投影した京都芸術センターでの展覧会をかわきりに、映像や光を屋外空間へとプロジェクションする手法で空間を美しく変容させるサイトスピシフィックで大規模なライティングインスタレーションを多数手がける。平成14年ART-EX大阪府芸術家交流事業派遣作家としてフランスで研修。