ZAGAKU study for ARUKU vol.1
アートディレクター・岡田勉の眠れない夜に考える アーティストとして生きること
※詳細は下記に記載します
達人たちの核に触れ、気付き、自らを基礎づけるための連続講座シリーズ
ZAGAKU study for ARUKU vol.1
アートディレクター・岡田勉の眠れない夜に考える アーティストとして生きること
各分野の第一線で活躍されているアーティストや研究者の先輩方より、プロフェッショナルとして磨かれてきた感性や美学、思考の方法の共有を、安藤洋子との対話形式で行う連続講座シリーズ。安藤がゲストの身体感覚や空間の捉え方、発想の源を紐解くことで、参加者とともに気付きに繋がる豊かな学びの場をつくります。
ZOU-NO-HANA BALLET PROJECTではこれまで、自由な表現を探求する講義シリーズとして「ZAGAKU(座学)」を実施してきました。また、「ARUKU(歩く)」を身体表現の起点と捉え、空間や時間、動き、関係性といった本質的な問いかけに真摯に愚直に取組むことを通じて、未知の可能性を見いだそうとする試みWalk Installation ARUKUと名付けたパフォーマンスをvol.1-3まで実施してきました。
今年度は、そのパフォーマンスに至るまでのコアの部分を、これから表現者を目指す若者も、身体の使い方に興味がある市民の方々も、広く参加者が学び考える場を ZAGAKU sutdy for ARUKUと名付け、象の鼻テラスにて実施します。
第1回目はプレトークとして、象の鼻テラス アートディレクターの岡田勉が登壇。
本プロジェクトを立ち上げた岡田が、今回の講座シリーズを始めるにあたり、2018年にプロジェクトを始動して以来考えてきたことをお話しします。さらに、美術史やこれまでの経験を交えながら、「アーティストとして生きること」について多角的にレクチャー。7/27の初回のみ無料開催ですので、ぜひご参加ください。
*本講座シリーズの8月以降ゲスト陣は7/27までに発表予定。
岡田 勉(象の鼻テラス アートディレクター)
1963年横浜生まれ、横浜育ち。
1988年 株式会社ワコールアートセンター入社。同社が運営する複合文化施設スパイラルのプロデュース部部長、シニアキュレーター。
スパイラルで行なわれる現代美術展の企画や、外部施設の展覧会企画、パブリックアートのプロデュース、公共文化施設のプロデュースなどを手がける。
2005年に愛知県で我が国では35年ぶりに行われた国際博覧会「愛・地球博」の公式アートプログラム事業のキュレーターを務めた。2009年からアーツ千代田事業評価委員(旧練成中学校、3331)、2017年に開館した太田市美術館・図書館(群馬県太田市)のアートディレクター、母校、東北芸術工科大学、東京農業大学、立教大学、などの非常勤講師、他を務める。
2009年から横浜市の「象の鼻テラス」のアートディレクターに就任。
横浜ランデヴープロジェクト実行委員長、事務局長(横浜市)。スマートイルミネーション実行委員会委員長、事務局長(横浜市)、2014年道後オンセナート(松山市)、他を務める。
1997年「Jean Luc Vilmouth展」スパイラル。
2007年「葉山有樹展A PATTERN ODYSSEY」(スパイラル。後にデザインミュージアム(ヘルシンキ、フィンランド巡回)。
2013年グランドゼロ、ニューヨークに西野康造パブリックアートプロデュース。
2010、12、18「石本藤雄展」(スパイラル、愛媛県美術館、細見美術館)。
2018年「マリタ・リウリア展Golden age」(スパイラル)、他を企画プロデュース。
各地のアーティスト、アート機関とのコネクションを活用しながらアートを社会化する活動を行っている。
photo : Hajime Kato
安藤洋子(アーティスト、振付家)
横浜生まれ。
1991年より木佐貫邦子ダンスアンサンブル「néo」のメンバーとして木佐貫の作品に参加。
1997年より本格的に自作自演のソロダンス活動を開始し、独自の身体性について追究を始める。
同時に、コンテンポラリーダンサーの山崎広太、舞踏家の笠井叡のダンス作品などにダンサーとして出演。
他分野においては、
1998年、日本を代表する戯曲家/演出家/俳優の野田秀樹が主催するNODA MAP公演「ローリング・ストーン」。1999年、小澤征爾 指揮、ロベール・ルパージュ(Robert Lepage)演出によるサイトウキネンオーケストラのオペラ「ファウストの劫罰(La Damnation de Faust)」。1999年、坂本龍一オペラ「LIFE」に出演。
2001年、ドイツ、フランクフルトにて上演された、トニー・リッチィー(Tony Rizzi)のシアターダンス作品「Judy was angry」に出演。この時のダンスが、振付家ウィリアム・フォーサイス(William Forsythe)の目に止まり、2001年よりフランクフルトバレエ団(Ballett Frankfurt)にアジア人としては初めての入団を果たす。
2004年フランクフルトバレエ団解散後も引き続きザ・フォーサイス・カンパニー(The Forsythe Company)に在籍し、2015年のカンパニー解散までの15年間フォーサイスと共に新作クリエーションを行い、フォーサイスの40作品に出演をする。
2001年以降のカンパニー以外の活動では、
作/演出/出演のダンス作品「Moire」、「Tansu」 、「Largo」、「表裏一体 One and Indivisible」を日本で発表。
ゲストアーティストとしては、2007年に金森 穣(Jyo Kanamori)率いるダンスカンパニーNoismに振付作品を提供。
井出 茂太(Shigehiro Ide)作/演出「排気口」(2008)、小野寺 修二(Shyuji Onodera)作/演出「空白に落ちた男」(2010)などに出演。現代美術家の 杉本博司(Hiroshi Sugimoto)の展覧会「アートの起源/Origins Of Art」(2010)、平川典俊(Noritoshi Hirakawa)のインスタレーション作品「Beyond the sunbeam through trees」(2011) にダンサーとして参加するなど、幅広く活躍。
また教育面においては、2001~06年までYoko Ando Project を立ち上げ、セミナーやワークショップ、ダンスショーイングを企画。延べ3500人以上の受講者が参加。
近年では、慶應義塾大学大学院(Keio University)や日本女子体育大学など大学や大学院においても講義を持つ
ウィリアム・フォーサイス作品においては、
ローザス(Rosas)のアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル(Anne Teresa De Keersmaker)が主催するダンス学校「PARTS」にて学生達に、オリジナルメンバーとして創作に携わった作品「Clouds after Cranach」、スターダンサーズバレエ団へはフォーサイスの代表作「N.N.N.N」を振付指導。
テクノロジーとダンスの分野では、2011年 山口情報芸術センター(Yamaguchi Center for Arts and Media)に招かれ、新作インスタレーション「Reacting Space for Dividual Behavior」を発表。
この出会いから、YCAM InterLab との共同研究開発がスタートする。
第一線で活躍する日米のソフトウェア開発者とYCAM InterLab と共に、メディアテクノロジーを使ったダンスの創作と教育のためのツールを共同研究開発し、シンポジウムや公演、レクチャーなど積極的に取り組んでいる。
現在、NYと日本を拠点に、自己の身体表現を模索するとともに、経験を生かした芸術教育にも力を注ぐ活動を続けている。ZOU-NO-HANA BALLET PROJECTリーダー。神奈川共生共創事業「チャレンジ・オブ・ザ・シルバー」プロジェクトリーダー。
YCAMInterLab + 安藤洋子共同研究開発プロジェクトRAM 主宰。洗足学園音楽大学講師。
申し込み方法
1 ご希望の参加日時
2 お名前(ふりがな)
3 ご年齢
4 お電話番号
5 メールアドレス
上記をご記入の上、yokohama-ballet(a)zounohana.comまでお申し込みください。
※(a)を@に変更して送信してください。
※件名に「ZAGAKU 申込」とご記入ください。