ナイトタイム・ビジターセンター
SNACK ZOU-NO-HANA vol.30 NIGHT TIME VISITOR CENTER
18:00-22:00
※変更の可能性あり
より市民に開かれたテラスを目指し、人々の出会いと交流を生み出すサロンとして始めた「スナックゾウノハナ」。アーティストがママ／マスターとなり、来場者とお酒を片手に、直接対話できる機会を創出しています。
今回はパシフィコ横浜で行われる国際アートフェア「Tokyo Gendai」の開催に合わせ特別開店します。 総勢約13組のアーティストが集結し、妖しい光に包まれた異色な空間の中、多彩なゲストとトークを楽しむスナックブースとダンスフロアがカオティックに交差します。
会場内では他に、観光案内サービス機能を拡張したインフォメーションスペースや、象の鼻テラスと協働して展示やワークショップをしてみたいアーティストの相談窓口を設けます。
ぜひお気軽にご参加ください。
お楽しみポイント
Adrian Steckewehによる会場構成
会場演出を手掛けてくれたのは、建築家・CGI（Computer Generated Imagery）アーティストのAdrian Steckeweh（エイドリアン・シュテッケヴェー）。Instagramのアカウント名「＠omega.c」では、誰でも携帯で使えるインタラクティブなARエフェクトを発表しており、新感覚な体験を提供しています。近年は、道後オンセナート2022、ミナトノアート2022への参加、「NEWVIEW AWARDS 2022」のGRAND Prizeを受賞するなど気鋭のアーティストです。
普段の風景を一変した異色な空間にご注目ください。
SemiMemory（2022） | NEWVIEWAWARDS 2022 GRAND Prize
あいだのお湯（2022） | 道後オンセナート
Silent Introduction（2022） | ミナトノアート2022
DJによる音楽とダンスフロア
東京をベースにヨーロッパやアメリカでも活躍するマルチ・アーティスト、マックロマンスさんをDJに迎え、ダンスフロアを象の鼻テラス中央に設けます。
特別ゲストのスナックコンテンツ
多彩なゲスト陣による3日間出店と日替わりスナック。それぞれのカウンターでいろいろな会話をお楽しみください。
3日間出店スナック
「スナックおごり」
アーティスト：EAT&ART TARO
好きなメニューを注文しその分のお金を支払うのだけど、受け渡し場所で出てくるのはひとつ前の人のオーダー。前の人から奢ってもらい、次の人へ奢ってあげるお店。期間中、象の鼻カフェは「スナックおごり」として営業します。
「占い処 BIWANOTERA」
占い師： 仙如（スピリチュアルカウンセラー）
一回10 分の手相やカードリーディングで、気軽に楽しめる占いコーナー。
「うそのほんとうのうその」
アーティスト：大川原脩平（舞踏家／Dealer）
大川原脩平さんが営む「うそのたばこ店」を出張開店。トランプマジックを見せてくれるコーナーとか思いきや……。
「スナックしずか…？」
アーティスト：南雲麻衣（パフォーマー／アーティスト）
手話は静か……？いえ、どうでしょう。普段とは違ったスナックで筆談も交えながら甘くてセクシーな手話を紹介します。
協力：7月6日 吉田麻莉（元筆談バーテンダー）、7月7日 善岡修（ろう俳優）
「地獄寺研究者がひらく懺悔スナック」
アーティスト：椋橋彩香（地獄寺研究者）
お酒を片手に、タイの地獄寺研究者とあなたの “地獄” について話す夜はいかがですか。
日替りスナック
7月6日（木）
「小さな机から」 Aokid（ダンスアーティスト）
「色んなzine、色んな歌」 Osono（声と身体のアーティスト／ピラティスインストラクター）
7月7日（金）
「小さな机から」 Aokid（ダンスアーティスト）
「切ったり喋ったり」 タナカマコト（切り絵作家）
「あなたの愚痴たべます」 森下真樹（振付家／ダンサー）
7月8日（土）
「恋話サンドイッチスタンド“LOVEWAY”」 伊藤幹太（アーティスト／プロデューサー）
「色んなzine、色んな歌」 Osono（声と身体のアーティスト／ピラティスインストラクター）
「温泉・港・アート」 NPO 法人BEPPU PROJECT
[ i ] インフォメーションコーナー
普段から象の鼻テラスの受付にて案内している観光情報を拡張し、ビジターセンターを象徴するインフォメーションコーナーを象の鼻テラス入り口に設置。本イベント参加アーティストの関連情報や、横浜のアート関連施設の情報、ローカルな横浜のコミュニティ情報などが集まるスペースとなります。
Artist Meets Zounohana 相談窓口
今後、象の鼻テラスと協働して展示やワークショップなどをしてみたいという意欲を持ったアーティストと象の鼻テラスが出会うための窓口を設置します。ミーティングを希望するアーティストの方々はぜひポートフォリオを持参の上、お集まりください。
窓口オープン時間：7月6日（木）-8日（土）18:00-22:00
参加アーティストプロフィール
※五十音順
Aokid
工作(美術)とダンス、音楽、あるいは説明が繋がってしまう感じの創作活動を模索。舞台や野外、机の上、音源、様々な形に変容し世界の中で偏在しながら内部や外部から物事やコミュニティの変化を試みている。作り替えていくことはいつでも始められることなのか、1人で、誰かと、考え、動き続けたい。
EAT&ART TARO
調理師学校を卒業し飲食店勤務を経てから、ギャラリーや美術館などでケータリング、カフェのプロデュースなどを行う。その後はアーティストとして、食をテーマにした作品を制作。これまでに、瀬戸内海の島々で作った「島スープ」、会ったことのない人と食を送り合う「食通」など食をテーマにしたものを多数発表している。大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ、瀬戸内国際芸術祭などの芸術祭で多く活動している。
伊藤幹太
Kanta Ito
1995年横浜出身。食・アート・コミュニケーション をテーマに活動。 YADOKARIでプロデューサーとして働く傍ら、都市と農をつなげる団体「ハタケユライ」や大学での講師業など幅広く行う。 2023年、恋愛や関係性への興味から、残しておきたい記憶をサンドイッチのレシピとしてアーカイブする活動「Sandwich Archives」をスタート。企画 : 恋話サンドイッチスタンド「LOVEWAY」で「SNACK ZOU-NO-HANA」に参加。
大川原脩平
Shuhei Okawara
現代作家の仮面を売る専門店「仮面屋おもて」や、たばこのふりをしてトランプを販売するカフェ「うそのたばこ店」など、ユニークな店舗を展開する「株式会社うその」代表取締役。一般の人の顔を買取販売するプロジェクト「あの顔」がやたら人気。暇なので、主に立ったり座ったりする。最近は手品師をしている。
おその
Osono
「身体は海、背骨はうたう」背骨の記憶をたどる旅を歌に残している。 13歳からダンスを通した身体表現を始める。20歳からピラティスを通した身体の学びを始める。26歳から作詞作曲・演奏活動を始める。
椋橋彩香
Ayaka Kurahashi
1993年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科にて美術史学を専攻、2022年博士後期課程単位取得満期退学。現代タイにおける地獄表現、「タイの地獄寺」を研究テーマとする。早稲田大学會津八一記念博物館助手を経て、現在は明星大学非常勤講師。タイでのフィールドワークをもとに研究・講演・執筆活動を進めている。著書に『タイの地獄寺』（青弓社、2018年）。
NPO法人BEPPU PROJECT
BEPPU PROJECT は、世界有数の温泉地として知られる大分県別府市を活動拠点とするアートNPOです。 2005年4月に発足して以来、現代芸術の紹介や普及、フェスティバルの開催や地域性を活かした企画の立案、人材育成、地域情報の発信や商品開発、ハード整備など、さまざまな事業を通じてアートが持つ可能性の普遍化を目指し、アートを活用した魅力ある地域づくりに取り組んでいます。 アートは自由なものの見方や考え方を促す媒介として、私たちに「気づき」をもたらし、創造性を喚起させます。それは、目の前の見慣れた風景を、多様性に満ちた豊かな世界へと変える可能性を拓くでしょう。 私たちBEPPU PROJECTは、創造力こそが未来への資源であると考えています。
マックロマンス
MACROMANCE
東京ベースのJAZZ DJ。80年代、ロンドンを拠点にポストパンクのフィールドでミュージシャンとして活動していた。2019年、ソロ・アーティスト「KOTA®」名義で海外の音楽活動を再開、ヨーロッパツアーでは英仏独伊など18の都市でプレイした。2020年にはP.I.L、ブロンディー、モリッシー、ダムドなど往年のレジェンドたちが集結したことで話題となったロサンゼルスの巨大フェス「CRUEL WORLD」にただひとりの日本人アーティストとして出演を果たした。
森下真樹
Maki Morishita
振付家／ダンサー。 幼少の頃から転勤族に育つ。東京、千葉、松山と3つの小学校を渡り歩き早く友達をゲットするためにいろいろな遊びを開発。その頃の遊びがダンスのルーツ。演劇、音楽、美術、漫画など様々な分野のアーティストとコラボし活動の場を広げる。これまでに10カ国30都市以上で作品を上演。近年の代表作に現代美術家 束芋とのコラボ作品『錆からでた実』や、MIKIKO（演出振付家）、森山未來（俳優、ダンサー）、石川直樹（写真家）、笠井叡（舞踏家、振付家）の振付を自身がソロで踊る「ベートーヴェン交響曲第5番『運命』全楽章を踊る」やカンパニー森下スタンドによる群舞『踊れ、第九！』などがある。100人100様をモットーに幅広い世代を集めワークショップや作品づくりを行う。周囲を一気に巻き込み独特な「間」からくる予測不能、奇想天外ワールドが特徴。2014年第8回日本ダンスフォーラム賞受賞。2015年～2017年（公財）セゾン文化財団シニアフェロー。（公財）地域創造公共ホール現代ダンス活性化事業支援登録アーティスト。
SNACK ZOU-NO-HANA vol.30
NIGHT TIME VISITOR CENTER
OUTLINE
Date July 6 Thu. – 8 Sat. 2023, 18:00-22:00
Venue Zou-no-hana Terrace ACCESS
Spacial Design Adrian Steckeweh
Artists Aokid/Dance Artist, EAT&ART TARO/Artist, Kanta Ito/Artist, Producer, Shuhei Okawara/Dancer, Dealer, Osono/Dancer, Singer, Pilates Instructor, Ayaka Kurahashi/Researcher of Buddhist Hell, Sennyo/Spiritual Counselor, Tanaka Macoto/Papercut Artist, Mai Nagumo/Performer, Artist, BEPPU PROJECT/Art NPO, MACROMANCE/DJ, Maki Morishita/Choreographer, Dancer
Conversation Pub with Artist
Zou-no-hana Terrace will host SNACK ZOU-NO-HANA ‘Night Time Visitor Center,’ an exchange space where a dance floor chaotically intersects with bars where visitors can enjoy talks with a variety of guests, including artists, creators, and art professionals from many different genres.
* SNACK is a snack bar in Japan where you can enjoy conversation with the owner.
SNACK ZOU-NO-HANA is an art project at Zou-no-hana Terrace that aims to create opportunities for artists and creators to host and interact with visitors. This time, a total of about 13 artists will gather and line up snack bar booths inside the venue, which will be bathed in a mysterious light. There will also be an information space with an expanded tourist information service and a consultation service for artists who want to collaborate with Zou-no-hana Terrace for exhibitions and workshops.
SNACK ZOU-NO-HANA とは
より市民に開かれたテラスを目指し、人々の出会いと交流を生み出すサロンとして始めた「スナックゾウノハナ」。アーティストと来場者をつなぐ交流の場、音楽ライブや、その他講座などのイベントを通して、象の鼻テラスの営業時間外の活動により人が集う場所と時間を創出。テラスを利用するすべての人に、日常的に文化体験をする場や人との出会いを提供します。
